v2.1.2 / EC-CUBE 4.2・4.3 対応

定期購入プラグイン オンラインマニュアル

RecurringPurchase Plugin — インストール・設定・自動注文運用ガイド

プラグインコード: RecurringPurchase
提供元: CubeLab

1プラグイン概要

定期購入プラグインは、EC-CUBE 4.2 および 4.3 向けの定期購入機能を追加する公式互換プラグインです。 初回注文完了時に定期契約を自動生成し、設定された配送周期に応じて2回目以降の受注を自動バッチ処理で生成します。

主な機能一覧

機能カテゴリ詳細説明
定期限定の送料無料(新機能)「通常購入は送料有料、定期購入ならずっと送料無料」という強力な訴求設定に対応。プラグイン設定でチェックを入れるだけで、定期購入の初回注文および2回目以降の自動生成注文において送料が自動的に0円(無料)となります。
お支払い方法の変更(マイページ・管理画面・新機能)クレジットカードの有効期限切れ・更新時や、代金引換からクレジットカードへの切り替え(手数料節約)、またはカードから代金引換への変更など、お客様自身がマイページから次回以降のお支払い方法を自由に選択・変更可能。管理画面からの代理変更にも完全対応
お届け希望日・時間帯の完全対応(新機能)初回注文時にお客様が指定したお届け希望日・時間帯(午前中、14時〜16時等)を自動記録し、次回以降の定期受注にもお届け日・時間帯を確実に継承。マイページ・管理画面からの変更にも完全対応
通常商品との同時購入制御(新機能)通常商品と定期商品の同時カート投入・注文を許可/禁止(別々での購入を案内)を管理画面からワンクリックで切替可能。カート内案内バナー・エラー制御にも完全対応
定期ダッシュボード有効契約数、月間予想収益(MRR)、解約率、売上推移グラフ、解約理由内訳、人気商品ランキングを一覧表示。クイックアクションバーを完備
段階割引(サイクル別価格)「初回限定半額」「2回目特別価格」「基本価格」など、お届け回数に応じた段階的な割引価格を設定可能
スキップ機能商品が余っている場合に「次回のお届けを1回スキップ」できる機能をマイページ・管理画面の双方に提供
解約抑止モーダル解約手続き時にスキップや一時停止をおすすめし、解約理由のアンケートを自動収集して分析に活用
CSVダウンロード管理画面の定期契約一覧から、Excelでそのまま開けるUTF-8 BOM形式のCSVデータをワンクリック出力
ポイント&継続特典定期購入時のポイント付与倍率(例: 2倍)や、○回目の継続時に自動適用されるマイルストーン値引き設定
決済方法ホワイトリストカートに定期商品が含まれる場合、利用を許可する決済方法(代金引換、クレジット等)を管理画面から制限可能
プラグイン基本設定全機能のON/OFF切替、会員限定制御、リトライ回数上限、自動一時停止機能など
商品単位の設定商品ごとに定期購入を有効化。周期(日・週・月)、特別定期価格、説明文を設定可能
フロントUI商品詳細ページに「通常購入 / 定期便」の選択フォームおよび初回限定価格バッジを自動追加
契約自動作成初回チェックアウト完了時に定期契約をシステム上に登録
管理画面操作契約検索・一覧・詳細・手動作成・一時停止・スキップ・再開・解約・Retry処理・住所編集
マイページ連携購入者自身でマイページから次回お届け日の変更、スキップ、配送先変更、お支払い方法の変更、一時停止・解約手続きが可能
自動受注バッチrecurring-purchase:process コンソールコマンド(cron用・二重実行防止ロック付き)
通知メール次回お届け日7日前のリマインドメール、決済エラー時の管理者通知メール機能
決済プラグインフックBEFORE_CREATE_ORDER・PAYMENT_PROCESS・AFTER_CREATE_ORDER イベントフックを拡張提供

2インストール・有効化

2-1. ファイル配置

プラグインのプログラムファイルを EC-CUBE の Plugin ディレクトリへ配置します。

/path/to/eccube/app/Plugin/RecurringPurchase/   ← このパスへ配置
ディレクトリ名は必ず RecurringPurchase (大文字・小文字含む)で一致させてください。

2-2. コンソールコマンドでの有効化(推奨)

SSH または端末から EC-CUBE ルートディレクトリにてコマンドを実行します。

cd /path/to/eccube
php bin/console eccube:plugin:enable --code=RecurringPurchase

実行時、以下の初期化が自動で実施されます:

  • データベーステーブルの自動生成(plg_recurring_purchase_*)
  • 初期コンフィグ設定データの登録
  • ルーティングおよびイベントリスナーの読み込み

2-3. 管理画面からの有効化

管理画面ログイン

EC-CUBE 管理画面(/admin)にログインします。

オーナーズストア → プラグイン一覧

メニューより オーナーズストア → プラグイン一覧 を開きます。

有効化の実行

「定期購入プラグイン」の 有効化 ボタンをクリックします。

正常に完了すると管理画面メニューに 「受注管理 → 定期ダッシュボード」 サブメニューが表示されます。ダッシュボード画面上部のアクションバーより「定期契約一覧」や「設定」へワンクリックでアクセスできます。
※メニューがすぐに反映されない場合は、管理画面の「コンテンツ管理 → キャッシュ管理」より「キャッシュクリア」を実行してください。

3プラグイン基本設定(管理画面)

管理画面の オーナーズストア → プラグイン → プラグイン一覧 より、本プラグインの「設定」ボタン(歯車アイコン)をクリックして基本動作を設定します。

直接URL:/{admin_route}/recurring_purchase/config

3-1. 設定項目一覧

設定項目デフォルト値機能説明
プラグイン有効化ONプラグイン機能全体の有効/無効切替。無効時はフロントの定期表示も非表示になります。
会員ログイン必須ON定期購入の申込をログイン会員限定にする設定(推奨)。
通常商品との同時購入ON(許可)定期購入商品と通常商品を同じカートに入れて同時に注文手続きすることを許可します。
※ OFF(禁止)にした場合、カートに定期商品と通常商品が混在すると画面上にエラーメッセージが表示され、別々でのご注文を促します。
定期購入の注文は送料無料にする(新機能)OFF(無効)ON(有効)に設定すると、定期購入商品の注文において送料が自動的に0円(無料)になります。
初回注文および2回目以降の自動生成注文の双方に適用され、「定期便はいつでも送料無料」という強力なキャンペーン設定が可能です。
利用規約テキスト(なし)購入完了画面や商品画面で表示する定期購入利用規約テキスト。
最大リトライ回数3 回自動決済失敗時の最大試行回数。指定回数を超えると自動処理をスキップ/停止します。
リトライ超過時に自動一時停止ON決済失敗の上限回数超過時に契約ステータスを自動で「一時停止」へ変更します。
受注メモ接頭辞[定期]自動生成された受注データの対応メモ先頭に付与される文字列。
定期ポイント倍率1.00(等倍)定期購入での注文時に付与されるポイントの倍率(例: 2.0 に設定すると2倍ポイント付与)。
継続ボーナスポイント0 pt定期注文が自動生成・成立するごとに進呈する追加固定ポイント。
継続特典(マイルストーン)割引(未設定)指定した継続回数(例: 3回目)の注文時に自動適用される特別値引き額(税抜)。
定期購入で許可する決済方法(未選択=全決済許可)カートに定期購入商品が含まれる場合に、注文手続き画面で選択を許可する決済方法を指定します。
例: 代金引換 🟢(定期注文・継続出荷に推奨)、クレジットカード 🟢(要決済プラグイン連携)などをチェック。
※ 未選択の場合は全決済方法が利用可能です。

3-2. 設定プレビュー

🔧 管理画面 ›› オーナーズストア ›› プラグイン一覧 ›› 定期購入プラグイン「設定」
プラグイン有効化
ON  プラグイン全体を有効にする
会員ログイン必須
ON  定期購入はログイン会員のみ
通常商品との同時購入
ON  通常商品と定期商品の同時注文を許可する
定期購入で許可する決済方法
☑ 代金引換 🟢(定期継続注文に対応)
☑ クレジットカード 🟢(要決済プラグイン連携)
※ チェックした決済方法のみが定期購入の注文画面に表示されます。
決済失敗 最大リトライ回数
3 回
受注メモの接頭辞
[定期]

4商品への定期購入設定

定期購入を適用したい商品ごとに周期や定期単価を設定します。

4-1. 設定画面へのアクセス

商品登録・編集画面(/admin/product/{ID}/edit)内の「定期購入設定」リンク、または以下の直接URLから移動します。

/{admin_route}/recurring_purchase/product/{商品ID}/subscription

4-2. 設定項目の詳細

設定項目入力形式内容
定期購入を有効にするON / OFF対象商品の定期購入選択を有効化します。
配送周期 種別day / week / monthお届け周期の単位(日 / 週間 / ヶ月)を選択します。
配送周期 値数値(1〜)「1ヶ月ごと」「2週間ごと」「30日ごと」などの数値を設定します。
初回定期価格(税抜)数値(任意)初回(1回目)のお届け時のみ適用される特別割引価格(例: 初回半額など)。空欄時は基本定期価格または通常商品価格が適用されます。
2回目定期価格(税抜)数値(任意)2回目のお届け時のみ適用される価格。空欄時は基本定期価格が適用されます。
基本定期価格(税抜)数値(任意)3回目以降(または2回目以降)に継続適用される定期価格。空欄時は商品の通常価格がそのまま適用されます。
説明文テキストフロント商品詳細ページに表示する定期便に関する補足テキスト。

4-3. 配送周期設定パターン例

希望の配送サイクル周期種別周期値表示テキスト
毎月お届け(標準)month11ヶ月ごと
2ヶ月に1回お届けmonth22ヶ月ごと
毎週お届けweek11週間ごと
隔週お届けweek22週間ごと
10日ごとにお届けday1010日ごと

5フロントエンド(購入者)の操作フロー

商品詳細画面での選択

「通常購入」または「定期便」を選択。初回限定割引価格(first_cycle_price)が設定されている場合は特別価格とバッジが自動表示されます。お届け周期(月/週/日単位)を選んでカートへ投入します。

カート画面(通常商品との同時購入制御)

カートに定期商品と通常商品が混在している場合の挙動は、管理画面の「通常商品との同時購入」設定に連動します。
・同時購入が許可(ON)の場合: カート画面に青色の案内バナー(通常商品と定期購入商品が同時に注文手続きされる旨)が表示され、そのまま1回の決済でまとめて購入できます。
・同時購入が禁止(OFF)の場合: カートに定期商品と通常商品が同時に投入されるとエラーバナーが表示され、「定期購入商品と通常商品は同時にご注文いただけません。別々にご注文手続きを行ってください。」と案内され、購入手続きへ進むことが制限されます。

チェックアウト(決済方法・お届け希望日時の指定)

お届け先住所・お届け希望日・お届け時間帯・お支払い方法を選択します。
※ お届け希望日・時間帯の自動引き継ぎ: 初回注文時にお客様が指定したお届け希望日・希望時間帯(午前中、14時〜16時など)は定期契約に自動記録され、2回目以降の自動注文にも同じ時間帯・周期に合わせた希望日が自動反映されます。
※ 決済方法の自動制御: 管理画面のホワイトリストで許可された決済方法(代金引換など)のみが選択肢に表示され、未対応の決済方法は自動的に非表示になります。
※ 初回限定価格が設定されている場合は、カート・ご注文確認画面で自動的に初回割引価格が適用されます。

定期契約の自動生成

初回注文完了時に、システムが定期契約データを自動登録し、初回お届け希望日(未指定時は注文日)と設定周期に基づき次回お届け予定日を正確に算出します。
配送先住所、受取人情報、お届け希望時間帯もすべて定期契約に保持されます。
※ 通常購入(1回のみ)でご購入いただいたお客様が誤って定期契約に登録されることはありません。

6管理画面:定期ダッシュボード&契約管理

管理画面メニューの 受注管理 → 定期ダッシュボード よりアクセスします。

画面上部のアクションツールバーから「定期契約一覧」や「設定」へワンクリックでアクセスできます。

・定期ダッシュボードURL:/{admin_route}/recurring_purchase/dashboard
・定期契約一覧URL:/{admin_route}/recurring_purchase/subscription/

6-1. 定期ダッシュボード(KPI分析・グラフ・ランキング)

サブスクリプション事業の健全性と売上指標をリアルタイムに集計・可視化します:

指標 / コンポーネント詳細説明
有効契約数現在稼働中の定期契約数と、全契約に対する維持率を表示。
月間予想収益(MRR)稼働中契約の周期と商品単価から算出した月商予測。
解約率全契約に対する解約の割合、および一時停止件数の内訳。
定期総売上額これまで定期購入経由で確定成立した受注金額の累計合計。
過去6ヶ月間の売上・注文件数推移グラフ月別(YYYY年MM月)の定期売上高(棒グラフ)と自動注文件数(折れ線グラフ)を二軸でグラフィカルに表示。
解約理由の内訳(円グラフ)会員が解約手続き時に入力した理由(「商品が余っている」「価格が高い」「他社商品への変更」等)の内訳を自動集計。
定期購入 人気商品ランキング Top 5定期購入で最も多く申し込まれている上位5商品を件数順にランキング表示。
アクションツールバーダッシュボード上部から「定期契約一覧」および「設定」画面へワンクリックで切り替え可能。

6-2. 契約ステータス一覧

ステータス状態説明自動受注バッチ
有効契約中。次回予定日に自動注文が生成されます。✅ 対象
一時停止会員または管理者により一時停止中。自動注文はスキップされます。❌ 対象外
解約解約済みデータ。復元不可。❌ 対象外
エラー決済処理失敗により停止中の状態。再処理が必要です。❌ 対象外

6-3. 定期契約一覧・詳細画面のアクション操作

定期契約一覧画面(/recurring_purchase/subscription/)および契約詳細画面から以下の豊富な管理操作が可能です:

  • 各カラムのソート機能(新機能): 一覧テーブルのヘッダー項目(ID、会員名、商品名、周期、継続回数、Skip回数、次回お届け日、状態)をクリックすることで、昇順・降順に素早く並び替えができます。
  • 会員・商品詳細へのダイレクトリンク(新機能): 一覧や詳細画面に表示される「会員名」をクリックするとEC-CUBEの会員編集画面(別タブ)が、「商品名」をクリックすると商品登録・編集画面(別タブ)が直接開きます。
  • CSVダウンロード: 契約一覧画面右上の「CSVダウンロード」ボタンより、Excelで文字化けしないUTF-8 BOM形式で登録契約データを全件一括エクスポート可能です。
  • 次回お届けをスキップ: お客様からのご要望に応じて、次回お届け予定日を1サイクル分先に延長できます。
  • お届け希望日時・時間帯の変更: 契約詳細・編集画面にて次回お届け予定日だけでなく、配送業者に紐づく「お届け希望時間帯(午前中、14時〜16時、18時〜20時等)」を確認・更新できます。次回の定期注文生成時に自動反映されます。
  • 一時停止 / 再開 / 解約: 契約状態の変更および解約理由の確認・更新。
  • 今すぐ注文生成: 次回予定日を待たずに即時注文データを手動テスト作成。
  • エラーリセット・再処理: 決済失敗カウントをリセットして即時決済・注文生成を再試行。
  • 契約変更: 次回お届け日、お届け時間帯、配送先住所・受取人情報、お支払い方法、配送周期の変更。
  • お支払い方法の確認・代理変更(新機能): 契約詳細画面にて現在適用されているお支払い方法(マイページ変更履歴バッジ付き)を確認でき、お客様からのお電話や問い合わせによる変更依頼があった場合も、契約編集画面から管理者が代理で決済方法(代金引換、クレジットカード等)を変更・更新可能です。

7マイページ(会員)の操作

会員はマイページの「定期購入一覧(/mypage/recurring/)」から自身の契約内容を確認・変更できます。

機能詳細説明
お支払い方法の変更(新機能)「クレジットカードの有効期限が切れた」「別のカードに変更したい」「手数料を節約するため代金引換からカード払いに変えたい」等の場合、マイページから次回以降の決済方法をワンクリックで変更できます。次回お届け予定日以降の注文から新しいお支払い方法が自動適用されます。
次回お届けをスキップ(新機能)「商品がまだ使い切れていない」等の場合、「次回お届けをスキップ」ボタンで1回分のお届けをお休みできます。次回お届け日は自動で1サイクル先へ再計算されます。
解約手続き・解約抑止モーダル(新機能)解約ボタン押下時に「スキップ」や「一時停止」を提案するモーダルが表示されます。それでも解約される場合は理由アンケート(選択式+自由記述)を収集し、管理画面のダッシュボードで傾向を分析できます。
次回お届け日・お届け時間帯の変更(新機能)カレンダーで希望の次回お届け予定日を指定変更できるほか、配送会社の設定時間帯(午前中、14時〜16時、18時〜20時等)をプルダウンから自由に指定変更可能。ライフスタイルの変化に合わせていつでも調整できます。
お届け先住所の変更定期便の送付先住所・受取人氏名・電話番号を個別更新。
一時停止・再開長期不在時などの配送一時停止・いつでも再開をワンクリックで実行。
💡 マイページでのお支払い方法変更の流れ:
  1. 会員マイページの「定期購入一覧」から対象の定期契約詳細を開きます。
  2. 「お支払い方法」欄にある「お支払い方法を変更する」ボタンをクリックします。
  3. 変更用モーダルが表示され、ショップで許可されている決済方法一覧(クレジットカード、代金引換等)から選択します。
  4. 「お支払い方法を保存」をクリックすると変更が即時反映され、次回お届け予定日(次回バッチ実行日)以降の定期注文に新しい決済方法が自動適用されます。

8cron 設定(自動注文生成)

次回お届け日を迎えた定期契約の受注を自動生成するため、サーバーの cron に以下のコマンドを登録します。

8-1. 受注生成バッチ(毎日実行)

# 毎日 午前 6:00 に実行する場合の記述例
0 6 * * * cd /path/to/eccube && php bin/console recurring-purchase:process >> var/log/recurring.log 2>&1

8-2. お届け前リマインドメールバッチ(改正特定商取引法対応)

2022年6月施行の「改正特定商取引法(定期購入規制)」では、消費者が予期せぬ課金トラブルに巻き込まれることを防ぐため、次回お届け予定日や金額、変更・解約の手続き方法を事前に明示することが強く推奨・求められています。
本プラグインは完全自動の事前リマインドメール送信コマンドを提供しており、これをcronに登録することで法令に準拠した安心・安全な定期通販運営が可能です。

# 毎日 午前 8:00 に実行(お届け予定7日前のお客様へ案内メール送信)
0 8 * * * cd /path/to/eccube && php bin/console recurring-purchase:remind --days=7 >> var/log/recurring-remind.log 2>&1

# 【テスト確認用】メールを送信せずに対象契約をコンソール出力する(DRY-RUNモード)
php bin/console recurring-purchase:remind --days=7 --dry-run
💡 リマインドメールの記載内容(特商法ガイドライン準拠):
リマインドメールには、「次回お届け回数(第○回)」「次回お届け予定日」「商品名・規格」「数量」「予定単価・小計(税込)」「お支払い方法」「お届け先」「お届け時間帯」に加え、最も重要な「変更・スキップ・一時停止・ご解約の手続き締切日」および「マイページへのダイレクト変更リンク」が自動で記載されます。

9メール通知

通知タイプ送信タイミング宛先内容・特徴
注文完了メール初回購入完了時購入者・管理者定期購入情報(契約ID、周期、次回お届け日など)を自動挿入
事前リマインドメール
★改正特商法対応
次回お届け日のX日前
(cron実行時)
購入者次回お届け日・予定金額・手続き締切日・マイページ変更リンクをご案内
定期自動生成メール次回受注データ自動作成時購入者・管理者定期注文が正常に作成されたことを通知(EC-CUBE標準の受注メール)
自動処理エラー通知決済・注文失敗時購入者・管理者カード期限切れや残高不足等の失敗理由を明記し、マイページでの再手続きを案内

10決済プラグイン連携・決済方法の仕様

定期購入では、お届け回数(2回目以降)の受注がサーバーのcronバッチによって自動生成されます。 決済方法によって運用方法や連携仕様が異なります。

10-1. 代金引換での即時運用(追加プラグイン不要)

🟢 最もシンプルで即時運用可能:
代金引換は、追加の決済プラグインなしで本プラグイン単体で100%動作します。
初回注文が代金引換で完了すると定期契約が作成され、次回配送予定日のcronバッチ実行時も「代金引換」の新規受注が自動生成されます。
ショップ側は生成された受注データに基づき出荷作業を行い、配送会社(ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便等)のドライバーがお届け時に代金を回収します。

10-2. クレジットカード(自動課金・継続課金)の仕組み

クレジットカードで2回目以降も自動でカード決済(引き落とし)を行う場合は、 継続課金・トークン保存(会員ID決済)に対応した決済プラグイン(Paygent、Stripe、GMO Payment Gateway等)との連携が必要です。

サイクル決済処理の流れ3Dセキュア 2.0
初回注文
(第1回)
購入者が画面上でカード番号を入力。トークン化されたカード情報を決済会社サーバーへ登録(会員IDまたはトークンIDと紐付け)。必須(本人認証)
ワンタイムパスワード等で本人認証を実施。定期購入の合意フラグをセット。
次回以降
(第2回〜)
cronバッチが RecurringPurchaseEvents::PAYMENT_PROCESS イベントを発火。保存されたカードトークンを用いてバックグラウンドで自動売上請求を実行。認証不要
定期継続課金としてカード会社へリクエスト。

10-3. その他の決済(Paidy、PayPay、楽天ペイ等)

PaidyやPayPay、楽天ペイ等の通常の一括払い(ワンタイム決済)プラグインは、cronによる自動引き落としに対応していません。
これらをご利用になる場合は、決済代行会社と「自動振替・継続課金」プランの契約を締結し、専用の連携モジュールを使用する必要があります。
※ 未対応の決済方法は、プラグイン設定の「定期購入で許可する決済方法」にてチェックを外し、注文画面で非表示にすることを強く推奨します。

10-4. 開発者向けイベントフック一覧

決済プラグイン側で定期自動課金を実装する場合、以下のイベントリスナーを登録します。

イベント定数発火タイミング引数
RecurringPurchaseEvents::BEFORE_CREATE_ORDER定期注文データ生成直前Subscription, Order
RecurringPurchaseEvents::PAYMENT_PROCESS自動課金決済処理実行時(決済API呼び出し)Subscription, Order
RecurringPurchaseEvents::AFTER_CREATE_ORDER定期注文完了・DBコミット後Subscription, Order

11契約ステータスの仕様

ステータス遷移フロー:
初回購入成功 ➔ 有効 ➔ (スキップ/一時停止) ➔ 一時停止 ➔ (再開) ➔ 有効
決済失敗累積 ➔ エラー ➔ 管理者再処理成功 ➔ 有効

12よくあるご質問

Q1. プラグインを有効化しても受注管理に「定期購入」メニューが表示されません。

A. 本プラグインが追加する管理画面メニューの名称は 「受注管理 → 定期ダッシュボード」 となっております(「定期購入」という名称ではありません)。
登録契約の閲覧・詳細確認・手動注文生成等は、ダッシュボード画面上部の 「定期契約一覧」 ボタン、または直接URL(/{admin_route}/recurring_purchase/subscription/)よりアクセスしてください。
なお、プラグインの基本設定(会員ログイン必須や同時購入許可など)は、「オーナーズストア → プラグイン → プラグイン一覧」 内の「定期購入プラグイン」にある 「設定」ボタン(歯車アイコン)、またはダッシュボード上部の 「設定」 ボタンよりアクセスできます。
もし「定期ダッシュボード」メニュー自体が表示されない場合は、「コンテンツ管理 → キャッシュ管理」 よりキャッシュクリアをお試しください。

Q2. 商品画面に定期購入の選択肢が出ません。

A. ①プラグイン基本設定がONであるか、②対象商品の定期設定がONになっているか、③EC-CUBEのキャッシュクリア(php bin/console cache:clear)をお試しください。

Q3. 自動バッチ処理でエラーが起きた場合の対応は?

A. var/log/recurring.log または管理画面の「エラー」ステータス一覧を確認し、お客様の決済情報を確認した上で管理者画面の「再処理」ボタンを押下してください。

Q4. プラグインのカスタマイズや開発の問い合わせ先は?

A. CubeLab 公式サイトのお問い合わせフォームよりご相談ください。

Q5. 定期購入で代金引換(代引き)は利用できますか?

A. はい、すぐにご利用いただけます。
代金引換は追加の決済プラグインを導入することなく、本プラグイン単体で初回注文から次回以降の自動バッチ注文生成まで100%対応しています。出荷時に配送伝票を発行し、商品お届け時に代金を回収してください。

Q6. クレジットカード決済で2回目以降も自動でカード引き落としを行うには?

A. クレジットカードの継続課金(トークン保存・会員ID決済)に対応した決済プラグイン(Paygent、Stripe、GMO Payment Gateway等)が必要です。
ご利用の決済プラグイン側で本プラグインの RecurringPurchaseEvents::PAYMENT_PROCESS イベントをリッスンするか、専用の決済連携ブリッジモジュールをご導入ください。

Q7. 定期購入で使えない決済方法(コンビニ決済や銀行振込など)を注文画面で非表示にできますか?

A. はい、可能です。
プラグイン一覧の「設定」画面にある 「定期購入で許可する決済方法」 にて、代金引換やクレジットカードなど許可したい決済方法にチェックを入れて保存してください。
カートに定期購入商品が含まれる場合、許可された決済方法のみが注文手続き画面に表示され、未対応の決済方法は自動的に非表示になります。

Q8. 初回注文でお客様が指定したお届け希望日や時間帯(午前中、14時〜16時等)は、次回以降の定期注文にも引き継がれますか?

A. はい、完全に引き継がれます。
初回注文時にお客様が指定したお届け希望日・お届け時間帯は定期契約情報に自動保存されます。2回目以降の自動生成注文にも同じ時間帯・設定周期に応じた次回お届け希望日が自動セットされます。
また、お客様自身がマイページから、または管理者が管理画面からお届け希望日や配送時間帯をいつでも自由に変更・調整することが可能です。

Q9. 通常商品と定期購入商品を同じカートで一緒に購入できますか?

A. はい、プラグイン基本設定の「通常商品との同時購入」により自由に制御可能です。
「許可(ON)」に設定すると、通常商品と定期商品を同一注文で一度に決済いただけます(カート画面にお知らせバナーが表示されます)。
定期商品と通常商品を別々に決済させたい場合は「禁止(OFF)」に設定することで、同時カート投入時にエラーメッセージが表示され、別々でのご注文を促す制御が自動適用されます。

Q10. 契約途中でクレジットカードの有効期限が切れたり、支払い方法を変更したい場合はどうすればよいですか?

A. お客様ご自身でマイページからいつでも変更いただけます。また管理者による代理変更も可能です。
お客様はマイページの「定期契約詳細」画面にある「お支払い方法を変更する」ボタンから、ショップ様が許可している別の決済方法(新しいクレジットカードや代金引換など)を選択して保存するだけで、次回以降のお届け分より新しい決済方法が自動適用されます。
お電話などでご相談を受けた場合も、管理画面の「定期契約詳細 → 編集」から管理者が代理でお支払い方法を変更できます。

Q11. 通常購入は送料有料、定期購入のみ「送料無料」にする設定はできますか?

A. はい、プラグイン基本設定の「定期購入の注文は送料無料にする」にチェックを入れるだけで簡単に実現できます。
本機能を有効(ON)にすると、定期購入商品の注文において送料が自動的に0円(無料)として処理されます。初回のご注文時および2回目以降の自動注文生成バッチの双方で送料が無料となり、「定期便ならずっと送料無料」という強力な訴求により定期への転換率を大幅に高めることができます。